親会社の異動に関するお知らせ

 本日、弊社の株主である日本産業推進機構グループ(以下、「NSSK」といいます。)は、その管理・運営するファンドが保有する株式会社日本エナジーコンポーネンツ及び株式会社ラインテック日本と台灣弼奧股份有限公司(以下、総称して「JECグループ」といいます。)の持株会社である株式会社NSSK-QQの全株式をOBARA GROUP株式会社(以下「OBARA」といいます。)へ譲渡するための株式譲渡契約(以下、本契約といいます。)を締結しました。これにより、JECグループの最終親会社がNSSKからOBARAに異動する見込みとなりましたのでお知らせ致します。

 今回の親会社の異動により、JECグループは、OBARAのグローバル展開力を活かした販売拡大、研究開発のノウハウの共有による既存製品の改良や新規製品の開発、並びに上場企業グループとしての信用力を通した雇用基盤の強化などを通して更なる成長と企業価値向上が可能になるものと考えております。

 OBARAは神奈川県大和市に本社を置く、昭和33年(1958年)12月に設立された溶接機器関連事業と平面研磨装置関連事業を主要事業とし、グローバルで事業展開をしているニッチトップメーカーです。溶接機器関連事業は、自動車業界を主要マーケットとする抵抗溶接機器を中心に構成されており、接合技術の将来を見据えて幅広い技術の研究・開発に取り組んでいます。平面研磨装置関連事業は、エレクトロニクス業界を主要マーケットとし、シリコンウェーハなど多様な材料基板に、精密加工に必要な基準平面を形成する研磨装置を開発しています。

 尚、最終親会社の異動後も日々の経営体制、業務内容に変更はなく、現在の取引関係には影響はございません。

 今後も引き続き、社員一同心も新たに、これまで以上にお客様の信頼にお応えし、魅力ある製品を提供して参る所存です。  

どうぞよろしくお願いいたします。

敬具